法人印鑑について
会社や法人設立時に必要な印鑑
会社や法人設立にあたり登記手続きには会社の実印である「代表印」が必要となります。
商業登記法第20条により「登記の申請書に押印すべき者は、あらかじめ、その印鑑を登記所に提出しなければならない。改印したときも、同様とする。」と定められています。
金融機関での口座開設時に必要な「銀行印」や、請求書や領収書などに押印する社判(角印)も必要でしょう。
代表取締役などの役員になられる場合、個人の実印と印鑑証明書も用意が必要です。
個人事業主に必要な印鑑
個人事業主として開業すると取引先や金融機関はあなたのことを「事業主」としてみます。
屋号を使用して事業をされる場合、事業用印鑑のご用意をおすすめ致します。
代表印について
代表印は回文(外側)に法人名や屋号、中文(内側)に役職名を彫刻します。
回文 | 中文 |
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印鑑のサイズは18mmがもっとも一般的で、各種契約書類などで取引先と並べて押印する場合も多いため18mmをおすすめ致します。
当店では16.5mmの代表印もご用意しておりますが、一枚の契約書で並んだ印影を見比べた時に少々さみしく感じられるかもしれません。
もっとも大事な印鑑ですので、印面を保護するフタのついた「天丸さや付き」がおすすめです。衝撃や紫外線から印鑑を保護する収納ケースに大切にしまいましょう。
回文の補足
アルファベット | アルファベット省略 |
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登記した法人名や、登録をした屋号と同じ内容で彫刻するのが一般的ですが、文字数の多い場合など省略することも可能です。(現在のところ法務局で特に決まりはありません)
屋号のみなどで文字数の少ない場合
余白が生じやすい文字数の少ない回文の場合、開始点をつけて彫刻スペースを調整することで良い印影となるでしょう。どんな印影になるかご心配なお客様は、当店の「印影確認サービス」をぜひご利用下さい。
※印影確認サービスとは彫刻をする前に印影のプレビュー画像をご確認いただけるサービスです。修正のご希望をいただいた場合、校正し改めてご提案させていただきます。
中文の補足
代表取締役印 | 代表社員之印 |
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中文には役職を彫刻します。文字数の調整をするために「印」や「之印」などを追加する場合がございます。
銀行印について
銀行印は回文に法人名や屋号、中文に「銀行之印」を彫刻します。
印鑑のサイズは18mmと16.5mmをご用意しております。
サイズや印鑑の材料を代表印と変えることで、区別がつきやすくなるでしょう。
当店の印鑑3本セットに含まれる銀行印は一般的な印鑑のサイズ「16.5mm」となっております。
角印(社判)について
角印は請求書や領収書などに押印する、日常の業務上もっとも使用頻度が多い印鑑です。
取引先が目にする書類に押印しますので美しい印影を写したいものです。
漢字で表記 | アルファベット |
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当店では、基本的に縦書きで彫刻をしますが、アルファベットなど文字の収まりが良くない場合などに横書きで作成しております。
また、文字数の調整をするために「印」や「之印」などを追加する場合がございます。
印鑑セットについて
会社や法人設立時など開業に必要な印鑑「代表印」「銀行印」「角印」を単品購入よりお安い価格でご購入いただけるセット商品をご用意しております。
印鑑セット用の収納ケースもオプションで選択することが可能です。
ゴム印があると便利です
印鑑としての使用はありませんが、領収書や封筒などに自社名や住所、連絡先を美しく表記できるゴム印も用意すると便利です。
ゴム印は様々な場面で組み合わせ使用ができる「ユニットタイプ」が大変おすすめです。
美しい印影を写すために
各種契約書類などで並べて押印する場合や、請求書や領収書など取引先に提出する書類で印影の「カスレ」や「滲み」は避けたいものです。
印影を美しく写すには少し柔らかい平らな面で押すことがとても重要です。
カスレや滲みのない美しい印影を写すには、印鑑マットが必須と言っても良いでしょう。
また、朱肉も特に重要で印影に大きく影響します。
重要書類などに押印する場合、速乾性はありませんがクッキリとした濃い朱が美しく残る「鯱旗印肉 公用」をおすすめさせていただきます。