朱肉など
朱肉は一般的に「スポンジ朱肉」と「練り朱肉」に分かれます。
「スポンジ朱肉」とは、植物油、合成樹脂、顔料を朱油(しゅあぶら)と呼ばれるインキ状にしたもので、フエルト又はスポンジに染み込ませた製品となります。
「練り朱肉」は、油(ヒマシ油、白蝋、松油等)と顔料を練り合わせたものを植物繊維に染み込ませて泥状にしたもので、印泥と呼ばれることもあります。
朱肉は赤色インキのスタンプ台と同じように見えますが、インキの成分はもちろん色が異なり、色味は重厚感を出すために黄を帯びた赤色に近い色合いです。
そして、長期的に変色しにくく、しっかりと印影を残せるようになっています。